高級ペンで使えるジェットストリームの替芯を紹介

ファーバーカステル伯爵コレクション『ギロシェ』ボールペンをレビュー。波縞模様が美しいおしゃれな一本です。

ファーバーカステル_ギロシェ

ファーバーカステルは創業150年以上の歴史を持つ老舗のペンブランドで、世界で始めて鉛筆を商品として販売し始めたメーカーです。

日本国内ではファーバーカステルと聞くと特に色鉛筆を思い浮かべる方が多いのではないかと思いますが、鉛筆以外にも様々なペンを製造し販売しています。

今回はファーバーカステルの高級ライン「伯爵コレクション」の『ギロシェ』ボールペンを紹介します。おしゃれなボールペンを求める方にとって最高のボールペンだと思います!

『伯爵コレクション』について

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さて、ギロシェのレビューの前に、ファーバーカステルの伯爵コレクションについて説明していきます。

ファーバーカステルのペンの中で、高級ラインの商品に付けられる「GRAFVON(グラフ・フォン)」。日本語では「伯爵」を意味する言葉で、これらの商品は『伯爵コレクション』と呼ばれています。

伯爵コレクションの誕生は1993年。8代目社長のアントン・ヴォルフガング・フォン・ファーバーカステル伯爵が、4代目ローター・フォン・ファーバーが作った銀製のエクステンダーとペンシルに感銘を受けて、「高度な技術を取り入れて、時代を超えても愛されるものを作りたい」という想いのもと実現しました。

これら伯爵コレクションの商品全てにファーバーカステル家の紋章が刻まれています。この紋章が実にかっこいいんですよね…!

デザイン

ギロシェ模様が刻まれた軸

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ペンそのものの名前になっている「ギロシェ」とは、ヨーロッパの伝統的な装飾技術である波縞模様のことです。

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樹脂製の軸には細かい波縞模様が刻まれています。見た目は何だかざらざらしていそうですが肌触りは蛇革のようにしっとりしており、それでいて滑りません

模様の緻密さと美しさにうっとりするほど芸術性の高いデザインです。

カラーバリエーションが豊富

ギロシェの特徴の一つが、カラーバリエーションが豊富なこと。

高級ボールペンはブラックやネイビーのような落ち着いた色のものが多いですが、ギロシェは明るく鮮やかな軸色もあり、ファッションのようにお気に入りの色から選ぶことができます

ファーバーカステル伯爵コレクションの公式ページでは15種類の色が確認できます。
Guilloche | ファーバーカステル伯爵コレクションの公式ウェブサイト

バネ式のクリップ

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ファーバーカステル伯爵コレクションはギロシェに限らず、クリップがバネ式になっています。高級ボールペンとしては珍しい仕様です。

バネ式クリップと聞くと耐久性にやや不安を感じてしまいます、しかしファーバーカステル伯爵コレクションのバネ式クリップは作りがかっちりしており、かなり耐久性があるように感じられます

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このバネ式クリップには突起がないため、スーツやシャツの胸ポケットに挿してもシワになりにくく生地を痛めません

使い心地

握り心地はよく、ギロシェ模様が滑り止めにもなっている

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重さは27グラム。見た目は重厚感がありますが、軸が樹脂製なのであまり重く感じません。

クリップや天金部分が金属なのでペン尻側に重量が寄っており、書く際はペンを寝かせる角度で握ったほうが書きやすいでしょう。

握ってみるとギロシェ模様の軸から感じられるしっとりとした肌触りが心地よく、また滑り止めの役割を果たしていることに気づきます。しっかりと指に馴染むボールペンです。

純正リフィルの書き味は良いとは言えない

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純正リフィルの書き味はお世辞にも良いとは言えません。

  • 書き味は重め
  • 書き出しで掠れやすい
  • ハネでボテができやすい

これらの欠点は油性ボールペンではよく見られるものですが、ハイグレードな商品なのでリフィルももうちょっと良いを採用してほしいなと切実に思います。

リフィルをジェットストリーム(0.7ミリ)に換えよう

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純正リフィルがあまり良いものではない…ということで、書き味の良いリフィルに交換してしまいましょう。

ファーバーカステルのボールペンに採用されているリフィルは、いわゆるパーカータイプ。この規格のリフィルはあらゆるメーカーから発売されており、三菱鉛筆からもジェットストリームのインクが充填されたリフィル(SXR-600)が発売されています
SXR-600 (Amazon)

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ジェットストリームのリフィルを入れかえるだけで、

  • デザイン良し!
  • 書き味良し!

最高に素晴らしいボールペンへと生まれ変わります。

さて、ジェットストリームのリフィルに交換する際に注意したいのがペン先の細さです。

ファーバーカステル_ギロシェ09

ジェットストリームのリフィル(SXR-600) は、ペン先の細さが3種類あります。

  • 0.38ミリ
  • 0.5ミリ
  • 0.7ミリ

ギロシェに対して上記全ての細さのリフィルを入れてみましたが、0.38ミリと0.5ミリは書く際にペン先がカタカタとぶれます。口金の穴の直径に対して、リフィルのチップが細いため、どうしてもブレが生じてしまいます。

0.7ミリは口穴の直径とチップの細さが合っており、ブレることがありません。

ファーバーカステルのボールペンにジェットストリームのリフィルを入れるなら、ペン先が0.7ミリのものが最もストレスがなく快適に書けます!

まとめ

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  • 優雅なギロシェ模様が美しい
  • 模様が滑り止めの役割も果たしており実用的
  • リフィルはジェットストリームに交換すべき

ヨーロッパで伝統的な模様を採用した、実用的なボールペンだと思います。その美しさは数あるボールペンの中でもトップレベルでしょう。ファーバーカステルのギロシェは、おしゃれな高級ボールペンがほしいという方にとって最善の選択肢ではないかと思います。

ただし純正リフィルは書き味が良くありません。書き味を求めるなら、同規格のジェットストリームのリフィル(SXR-600)に替えて使うのをおすすめします。